去年1年間、何冊の本を読みましたか?

  1. 「天才」 石原慎太郎
  2. 「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり本」
    カール=ヨハン・エリーン 三橋美穂監訳
  3. 「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部」
    J.K.ローリング ジョン・ティファニーほか
  4. 「君の膵臓をたべたい」 住野よる
  5. 「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
    岸見一郎・古賀史健

 
上記は2016年の年間ベストセラーですが、お恥ずかしい話、わたくし立ち読み程度で1冊もちゃんと読んでいない。いつから本を読まなくなったのか・・・。
 

 
世の中、本を読まなくなったと言われ出版不況が続き、雑誌が休刊、廃刊になったり、出版社の経営が傾いたり…と非常に苦しい出版業界。
 
人々が本を読まなくなれば、本は売れなくなり、初版の部数が減っていく。さらには刷り部数が少なくなるので、価格も上昇していく。値段が上がればますます売れなくなる。売上げをあげるためには出版点数を増やす。そこから宝くじに当たるかのようにヒット作が出ればOK。売れなければ返品の山!そんな構図が自然と見えてきます。
 
出版科学研究所が、2016年に刊行された書籍・雑誌を合わせた出版物の推定販売金額が、前年同期比3.4%減の1兆4,709億円で、12年連続のマイナスとなったと発表しています。
雑誌7,339億円、書籍7,370億円で41年ぶりに雑誌の売り上げが書籍を下回ったことが判明。また、電子出版市場は前年比27.1%増の1,909億円とのこと。
この電子書籍の売上げでもマイナス分は補えない。
 
しかし、売上げが5年連続で伸びているジャンルもあります。
 
「学習参考書市場」
児童・生徒数は2011年から60万人以上のマイナスで少子化が進む一方なのに、学習参考書の売上げはプラス。そして既刊比率75%とロングセラー、定番本が安定した市場を形成しています。さらに2020年には抜本的な教育改革が控えているので、さらに大きなビジネスチャンスが!
 
電子書籍市場の拡大、教育関係書の伸び、ブームを作れる話題書、さらに書店の形態見直し、いろいろな要因が重ならないと出版不況を吹き飛ばすことは難しい。
出版に携わった身としては悲しい限りです。
 
2020年といえば東京オリンピック、パラリンピック開催年!
我がアクロスがある平塚市がリトアニア代表の事前キャンプ地に決定しました。
ここにも大きなビジネスチャンスが!
見逃さないようにアンテナを張っていなければ・・・。