2012年
11月28日

【第1回】はじめてのAdobe Illustrator【消しゴム編】


イラストレータという名称から、イラストを描くソフトだと思う人もいるでしょう。


もちろん、ペンツールを使って色を指定すればイラストも描けますが、基本的には書籍や新聞、広告などの編集をコンピュータ上で行う、DTP(Desktop publishing 卓上出版)作業上で使用するソフトのひとつです。このソフトは、設定したアートボード(印刷有効範囲)内にペンツールを使いイラストを描いたり、図形や画像、フォントと呼ばれる文字を配置して印刷や出力用のデータを制作することができます。制作内容によってはすべてのツールや機能を熟知していなくてもごく一部の機能だけで制作することも可能ですが、せっかくのツールや機能を使わない手はありません。これまで使っていなかった、知らなかった便利な機能や裏技などがあるはずです。




レクチャー1時間程のイラストレータ初心者(オリジナル年賀状やカードなどが制作できるソフトということ以外予備知識のない)にわからないところを聞いてみました。


「消しゴムはないの?」「不要になったオブジェクトを部分、全体的に消すにはどうすればいいの?」とのこと。イラストレータという名称から「消しゴム」ツールがあると思ったのでしょうか。「イラストレータには消しゴムというツールはなく、消したい(削除したい)オブジェクトやフォントの部分、全体を選択し、「delete」キーを押して削除するか、「コマンドZ」キーで操作の取り消しをする以外できない」と回答。後日、このブログを書くにあたり、改めてイラストレータCS3、5のツールバーを確認してみました。ないと言い切った「消しゴム」ツールがありました。


ないと言い切った「消しゴム」ツールがあった画像

このツール、読んで字のごとく描画したオブジェクトを指定したサイズで消すことができる、まさに「消しゴム」。普段使っているイラストレータCS3、5のツールバーにある機能でありながら、オブジェクトをランダムに消すような操作をすることがなく、これまで存在すら気付かなかった機能。試しにオブジェクトを用意して「消しゴム」ツールで消してみました。予想通りの見え方。


イラストレータを使いオブジェクトを用意して消しゴムツールで消した画像

続いて、「効果」の「3D」、「押し出し・ベベル」で立体的なオブジェクトを用意し、消してみました。


立体的オブジェクトは瞬時に立体的に消えました。


イラストレータで「効果」の「3D」、「押し出し・ベベル」で立体的なオブジェクトを用意し、消した画像

これなら、応用次第でイラストのパーツなどに利用できそうです。



以上、初回から消してしまいたい事実がわかったところで次回に続く…?。


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